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本がすき。 > レビュー
             

REVIEWレビュー

  • 2021/11/08

    「ほとんどの人は本質的にかなり善良だ」若き歴史家が定説を覆し証明する人間の本性

    三砂慶明
    『ヒューマンカインド 希望の歴史』文藝春秋 ルトガー・ブレグマン/著   恥ずかしながら、はじめてこの本を店頭で見た時、すぐに反応することができませんでした。しかしながら、ページを開き、行を追っていくごとに、著者がこの本で成し遂げようとする途方もない試みに引き込まれました。ページをとじたときにこみあげてきたの...
  • 2021/11/02

    暴かれた「人体」の恐るべき真実――中世の解剖学が切り開いた「生のはかなさ」

    馬場紀衣
    『内臓の発見 西洋美術における身体とイメージ』筑摩書房  小池寿子/著     中世後期、人体解剖術の拡がりとともに暴かれた人体の内部は人間精神に何をもたらしたのか。その答えを探るのが、本書である。生きた身体へ向けられた眼差しを、本書は多様な視点から解き明かそうとする。   西欧中世の医学...
  • 2021/11/01

    難解な物語のラストに注目!「からだ」とは、「わたし」とは何かをめぐる思索の旅

    馬場紀衣
    『人外』講談社  松浦寿輝/著   「人外」という存在の在り方に、読者はまず戸惑うことになるだろう。アラカシの巨木の枝の股から外へと滲みだし、四足を伸ばしてゆっくりと這ってゆく「それ」は神か、あるいはけだものか。それ、はまさに「人外」と呼ぶほかない何かだ。本書は、幾十人ものヒトの記憶をもつ一つの個体である、ヒ...
  • 2021/10/29

    動物界は浮気の宝庫?「愛の終わり」を自然界から解き明かした一冊

    馬場紀衣
    『愛はなぜ終わるのか 結婚・不倫・離婚の自然史』草思社 ヘレン・E・フィッシャー/著 吉田利子/訳     「結婚という鎖は重いから、運ぶのにふたり、ときには三人が必要だ」というアイルランド出身の作家オスカー・ワイルドの言葉がある。この言葉の背景には、人は恋に落ち、不倫をし、離婚や再婚を繰りかえすと...
  • 2021/10/29

    西上心太が読む『北緯43度のコールドケース』初挑戦で鮮烈デビュー

    小説宝石
    『北緯43度のコールドケース』講談社 伏尾美紀/著   クローズドサークルで起きた密室殺人と武侠小説が融合した本格ミステリーである桃野雑波『老虎残夢』。そして札幌を舞台に未解決事件に挑む女性刑事を描いた本書。第六十七回江戸川乱歩賞は対照的な二作が同時受賞する運びになった。   札幌郊外の倉庫から、死...
  • 2021/10/28

    東えりかが読む『開城賭博』大ベテランの瑞々しさ

    小説宝石
    『開城賭博』光文社 山田正紀/著   あと2年でデビューから50年というベテランなのに、山田正紀の小説はいつも斬新で瑞々しい。琴線にコツンと触れた、歴史書の一行、故人の愛読書、食べ物の由来などから発想し物語のうねりに取り込んでしまう。この短編集もそうだ。   特に勝海舟の人物像にはずいぶんと興味があ...
  • 2021/10/28

    「裸体」から、謎に包まれた中世ヨーロッパの人間観を読み解く

    馬場紀衣
    『身体の中世』ちくま学芸文庫  池上俊一/著     中世の文献や図像にはおおくの身体的、感情表現がちりばめられている。豊富な素材は、当時の社会性を解き明かす貴重な資料だ。生身の人間の「からだ」と「こころ」からヨーロッパ中世を見直した本書は、謎に包まれた中世ヨーロッパの人間観の奥深くまでもぐり込んだ...
  • 2021/10/27

    三浦天紗子が読む『木曜殺人クラブ』本国英国で二〇〇万部のベストセラー

    小説宝石
    『木曜殺人クラブ』早川書房 リチャード・オスマン/著、羽田詩津子/訳   カトリック教会の元敷地に建つ高級リタイアメント・ビレッジ、クーパーズ・チェイス。その住人たち四人が楽しむ趣味サークル「木曜殺人クラブ」は、なんて楽しそうなのだろう。クラブの中核を務めるエリザベスに、日記形式で物語を記録していく元看護師の...
  • 2021/10/26

    小泉八雲は見た! 明治時代、日本に帰化したアイルランド人の視点をたどる

    坂上友紀
    『新編 日本の面影』  ラフカディオ・ハーン/著 池田雅之/訳   「日本人」とはなんなのか。国籍か、DNAか、それともどのような文化・風俗に基づいた暮らしをしているのかが決め手……?   と、様々思い巡らしても簡単に答えになんて辿り着かないわけですが、『新編 日本の面影』を読んでいると、どうもその...
  • 2021/10/25

    理詰めなはずの数学でも「信じる」「信じない」によって答えが変わってしまう

    長江貴士
    『数学の想像力 正しさの深層に何があるのか』筑摩書房 加藤文元/著     本書の大きな問いは、「数学における<正しさ>とは何か?」というものだ。この問いの意味が分からないという人もいるだろう。しかし、その点に触れるのは後回しにすることとして、まず、数学における「証明」について書いていこう。...
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