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本がすき。 > レビュー
             

REVIEWレビュー

  • 2021/12/21

    人が生きるうえで不可欠な「美」とは何か。美術とともに人類の歩みを考える

    馬場紀衣
    『美は時を超える―千住博の美術の授業II』光文社新書 千住博/著   モネ、ドラクロア、エルンスト、デューラーそして著者の作品まで(本書の執筆者は日本画家でもある!)、ほぼすべてのページに絵や写真が添えられている。絵画だけでなく、洞窟の線描画や兜の写真まである。美術の授業といっても、まったく難しい本ではない。...
  • 2021/12/20

    自然界の「美の多様性」はいかにして生まれたのか!?「共進化」のメカニズムに迫る傑作

    馬場紀衣
    『美の進化 性選択は人間と動物をどう変えたか』みすず書房  リチャード・O. プラム/著 黒沢令子/翻訳     著者のプラムは幼少期からバードウォッチングに親しみ、これまでイェール大学の鳥類学者として世界中でフィールドワークを行ってきた。長いあいだ自然界をつぶさに観察してきた研究者の知見は鳥から人...
  • 2021/12/17

    機械に詳しい女性、泣き虫の屈強な男性がいるのはなぜ?「典型的な女性、典型的な男性」は世界に存在しない

    馬場紀衣
    『ジェンダーと脳 性別を超える脳の多様性』紀伊國屋書店  ダフナ・ジョエル、ルバ・ヴィハンスキ/著 鍛原多惠子/翻訳     本書の著者、ダフナ・ジョエルは神経科学者である。ジョエルが提唱した脳のモザイク論は「大半の脳は男性的な特徴と女性的な特徴の特有の〈モザイク〉から成る」というもので、神経科学界...
  • 2021/12/16

    自分の腸と大地の土は繋がっている…「フレキシタリアン」は理想かつ現実的な食生活

    藤代冥砂
    『腸と森の「土」を育てる 微生物が健康にする人と環境』光文社新書 桐村里紗/著   健康は大切だと、ある程度歳を重ねた人ならば実感しているけれど、なんだか本気になれずに、ぼんやりとした知識から一歩前に進めず、詰めの甘いやり方で自分を誤魔化している人は、結構多いと思う。その理由のひとつに、健康法がころころと入れ...
  • 2021/12/15

    「科学と仏教は似ている」は本当なのか? 「神の視点」の排除から考える

    長江貴士
    『科学するブッダ 犀の角たち』KADOKAWA 佐々木閑/著     本書は恐らく、見ただけでは何の本かさっぱり理解できないだろう。本書は、一言で要約すれば、「科学と仏教は似てるぜ」という主張をする本だ。あぁ、よくある類の本ね、と感じた方、ちょっと待ってください。本書では冒頭で、著者自身が、「科学と...
  • 2021/12/14

    そんな仕事、遅番にやらせとけ! 思わずニヤニヤ、イライラする「書店本」

    金杉由美
    『遅番にやらせとけ 書店員の逆襲』KADOKAWA キタハラ/著 山本さほ/イラスト     『遅番にやらせとけ』 なんとも絶妙な。書店員なら誰でも「ああ…」とニヤニヤもしくはイライラしながら、うなずかざるを得ないタイトル。 職業に貴賤はなくても、書店において「早番」と「遅番」のヒエラルキーは確実に...
  • 2021/12/13

    一片の詩に、震える

    横田かおり
    『震えたのは』ナナロク社 岩崎航/著     震えたのは あなたのうたが 私のこころを貫いたから 震えたのは あなたの言葉に 燃えさかるいのちが宿っていたから   いま あなたの瞳は 揺れていますか   あなたのうたが 私の身体へ 想像以上の重みとともに のしかかる あなたのうた...
  • 2021/12/07

    性と生のあいだを揺れ動く、女たちの人生を垣間見る

    馬場紀衣
    『なめらかで熱くて甘苦しくて』新潮社 川上弘美/著     ゆっくりと告白するように綴られた、ある女たちの人生。性に目覚め、人を愛し、子どもを産み、老いていく。そんな最中の激しい心の揺れや暴力性を含んだ物語が、不穏な雰囲気を漂わせながら綴られる。   五本の断片的なエピソードにはすべてラテ...
  • 2021/12/06

    タコやイカにも知性がある?海の中に住む不思議な生き物が私たちに投げかける「問い」 

    馬場紀衣
    『タコの心身問題 頭足類から考える意識の起源』 ‎みすず書房  ピーター・ゴドフリー=スミス/著 夏目大/翻訳     本書の原題は“Other Minds”。“Minds”と複数形になっていることに注目してほしい。“Other”が示しているのは人間とはべつの生き物、ここではタコやイカといった頭足類...
  • 2021/12/03

    人間が動物を愛するということ――「既存のセックス観」に再考をうながす一冊

    馬場紀衣
    『聖なるズー』集英社 濱野ちひろ/著   「動物性愛」とは、人間が動物に対して抱く感情的な愛着や、性的な欲望のあり方を指す。本書は動物と人間の性愛について書かれた異色のセクシュアリティ本。とはいえ、セクシュアリティは今世紀最大の問題で、すべての人類が今一度考え直さなくてはならない課題でもある。  ...
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