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本がすき。 > レビュー
             

REVIEWレビュー

  • 2021/04/28

    縄田一男が読む『もろびとの空 三木城合戦記』罪人たちの救済の物語

    小説宝石
    『もろびとの空 三木城合戦記』集英社 天野純希/著   本書の中ほどで、元別所家剣術指南役で、今は百姓をしている室田弥四郎の娘・加代が、別所家家臣で“死に損ない”の異名を持つ蔭山伊織に「一つだけ、聞いてもええですか?」「これを飲んで、お肉を食べても、うちは人でいられますか?」と尋ねるシーンがある。...
  • 2021/04/27

    円堂都司昭が読む『クララとお日さま』格差社会近未来の懐かしい物語

    小説宝石
    『クララとお日さま』早川書房 カズオ・イシグロ/著   カズオ・イシグロがノーベル文学賞受賞第一作として発表した『クララとお日さま』は、どこか懐かしい物語だ。AI搭載の人型ロボット、クララは、十代前半の少女ジョジーのAF(人工親友)として、その家族に購入される。ジョジーは幼なじみのリックと将来を約束しているが...
  • 2021/04/26

    私たちの青春は、横浜ベイスターズとともにあった

    金杉由美
    『いつの空にも星が出ていた』講談社 佐藤多佳子/著     スポーツ全般にまったく関心がないのだけれど、スポーツを題材にした小説は好きだ。 特に野球もの。 伝説の外野手を甦らせるために農夫がトウモロコシ畑に球場をつくる「シューレス・ジョー」、会計士が夜ごと野球盤に熱中する「ユニバーサル野球協会」、メ...
  • 2021/04/26

    ページの合間、呼吸ができなくなる。感情の波があなたへと押し寄せる。

    横田かおり
    『スモールワールズ』講談社 一穂ミチ/著     光を浴びることでしか輝けないネオンテトラが、水槽のなかを漂うように。 ビニール袋に入れられた金魚が酸素を求めて水面に顔を出すように。 小さな箱の中で、あるいは閉じ込められた空間で―― 私は、自ら輝くことができない。 私を取り巻く空気には、圧倒的に酸素...
  • 2021/04/22

    沖縄の問題は、日本の問題の縮図…「自分を愛すること」が人間にとって大切だ

    藤代冥砂
    『沖縄から貧困がなくならない本当の理由』光文社新書 樋口耕太郎/著    沖縄に住んで、十年が過ぎた。  つい、あっという間であると言いかけるが、振り返ると、どうにかこうにか、やれやれ、といった疲労感が少し滲むのが本音だ。  もともと千葉県出身の私が、学生時代に東京に移り、やがて神奈川県葉山に移り、2011年...
  • 2021/04/21

    美人は赤ん坊でもわかる? 美しさの謎を科学的に解き明かした一冊

    馬場紀衣
    『なぜ美人ばかりが得をするのか』草思社 ナンシー エトコフ/著 木村博江/訳     トップモデルは人びとの目を引きつける。みごとにデザインされた服は女性たちの憧れになる。鍛えぬかれた裸の肉体は芸術になる。鏡を見ている人を眺めると、たいてい自分に対していい顔を作っているし、写真に撮られるときには、も...
  • 2021/04/19

    本当の「私」を求める男子大学生の異様なキャンパスライフ

    馬場紀衣
    『改良』河出書房新社  遠野遥/著     人間の価値は外見の美しさだけで決まったりしない。「美しさ」よりも大切にされるべきことが他にもたくさんあるはずだから。しかし、この考えは本書の主人公にとっては説得力をもたない。   主人公の「私」は、美しくなるために努力をする男子大学生。コールセン...
  • 2021/04/16

    女性たちの身体とその断片をめぐる怖くも美しい短編集

    馬場紀衣
    『彼女の体とその他の断片』エトセトラブックス カルメン・マリア・マチャド/ 著 小澤英実、小澤身和子、岸本佐知子、松田青子/訳     カルメン・マリア・マチャドのデビュー作となる本書を読んで、その語りの多様さに驚かされた。4名の女性翻訳家たちによる8編の物語は、ゴシックホラー風かと思えばファンタジ...
  • 2021/04/15

    何度も吹き出し、涙ぐむので電車で読むのは危険!娘が描く「サッちゃん」作詞者で芥川賞作家の父(オジサン)のこと

    坂上友紀
    『枕詞はサッちゃん 照れやな詩人、父・阪田寛夫の人生』新潮文庫 内藤啓子/著   「よき評論」に一番大切なものってなんなのか。「斬新な目線」? それとも「時に冷徹なまでの眼差し」? 確かにそれらも大事なことだと感じるのですが、「一番」ってなると、それはやっぱり「愛」でしょう!!と、強く思わせてくれた『枕詞はサ...
  • 2021/04/14

    芳香も悪臭だって愛おしい。「におい」がもたらす人や記憶とのつながり

    馬場紀衣
    『アノスミア わたしが嗅覚を失ってからとり戻すまでの物語』勁草書房 モリー・バーンバウム/著 ニキリンコ/訳     一流シェフを夢見てレストランで修行中のモリーは、ある日、交通事故ですべての「におい」を失ってしまう。においのない世界の住人になったモリーには、肉や魚のにおいはおろか、ニンニクやハーブ...
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