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本がすき。 > レビュー
             

REVIEWレビュー

  • 2021/03/24

    出版界史上「最恐」の編集者、齋藤十一の伝説

    金杉由美
    『鬼才 伝説の編集人 齋藤十一』幻冬舎 森 功/著     神楽坂のはずれ、矢来町に曲がってすぐに新潮社の社屋がある。 実家が神楽坂の小料理屋だったので、掛け取りに行く親に連れられてよく行った。 本館と別館が向かい合わせに建ち、ビルの壁面に週刊新潮の表紙を長く手掛けていた谷内六郎の大きな絵があった。...
  • 2021/03/23

    競争社会で「戦わないで生きる」ための地図。鮮烈なデビュー作『ここじゃない世界に行きたかった』

    三砂慶明
    『ここじゃない世界に行きたかった』文芸春秋 塩谷舞/著   いまの自分は、理想の自分ではない。 いま居る場所は、自分がいるべき場所ではない。 それぞれの家庭で、学校で、職場で、そうした想いがよぎったことがない人は、幸福なのだろうか。   目の前の現実に戸惑い、壁をのりこえられず、壁の前でため息をつき...
  • 2021/03/22

    僕はこんな言葉を、こんな詩を探していた。『ひとりが好きなあなたへ2』

    横田かおり
    『ひとりが好きなあなたへ2』幻冬舎 銀色夏生/著     その日、僕が受け取ったのは「目には見えない手紙」だった。けれど目には見えないはずなのに、僕の目にはたしかに見えた。いや、感じられたといった方が正確かもしれない。僕には見えても、君には見えないかもしれないから――説明することはとてもむずかしい。...
  • 2021/03/19

    この世界から飛行機事故を激減させた「Mr.トルネード」の実話

    長江貴士
    『Mr.トルネード 藤田哲也 世界の空を救った男』文藝春秋 佐々木健一/著     高所恐怖症などでなければ、現代においてはもう、「飛行機に乗ってどこかに行くこと」は恐怖を感じるような経験ではなくなったと言っていいだろう。多くの人が気軽に飛行機に乗り、飛行機がなければなかなか行けなかっただろう場所へ...
  • 2021/03/18

    歌舞伎町は滅びないかもしれないが、歌舞伎町で生きる人たちは、簡単に滅びてしまう立場に置かれている

    坂爪真吾
    『新宿・歌舞伎町 人はなぜ<夜の街>を求めるのか』幻冬舎 手塚マキ/著      この街では、過去は問われない。誰もが、昔の出来事や未来への不安を忘れて、今この瞬間だけを生きることができる。職業や年齢、肩書や人間関係といった煩わしい鎧を脱ぎ捨てて、心も身体も裸になり、ありのままの自分をさらけ出すこと...
  • 2021/03/17

    まさに死と背中合わせ…矢野顕子が野口聡一に訊く宇宙へ出ることのリアル

    藤代冥砂
    『宇宙に行きことは地球を知ること』光文社新書 野口聡一 矢野顕子/著    もし、宇宙飛行士になれたら、やはり地球を宇宙から眺めてみたいと、私は思うだろう。    もはや世界的な名宇宙飛行士と言っていいはずの野口聡一さん。そして音楽家の矢野顕子さんとの、宇宙への愛情たっぷりな対談を読み耽りながら、そ...
  • 2021/03/17

    旅行記というバトン 『0メートルの旅』

    高井浩章
    『0メートルの旅』ダイヤモンド社 岡田悠/著      旅行記は、良い書き手を得れば、ほぼ確実に良い読み物になる。見知らぬ風景や人との出会いに刺激された書き手の熱に巻き込まれ、気づけば読み手も旅人となる。    新型コロナウイルスのパンデミックの前、旅行記はインフレ時代にあった。あらゆるフ...
  • 2021/03/16

    人類永遠のテーマ「差別」を描いた有吉佐和子の稀有な一冊。

    本荘そのこ
    『非色』河出文庫 有吉佐和子/著     『非色』がついに復刊された。   イギリス王室の公務から退いたヘンリー王子の妻メーガン妃が、長男を妊娠した際に肌の色を懸念する声がイギリス王室内から上がったと、アメリカのテレビインタビューで告白したのを受け、波紋は世界中に広まった。人種や性差はもち...
  • 2021/03/11

    本当は大変なリアリストだった「裸の大将」山下清 点描のように細やかに描写されるヨーロッパ旅行の記録

    坂上友紀
    『ヨーロッパぶらりぶらり』筑摩書房 山下清/著   「山下清画伯」と聞けば、ある年齢以上の人は、即座に「裸の大将放浪記」(※)を思い浮かべるのではないでしょうか。   (※ 1980〜90年代に、俳優・芦屋雁之助が画家・山下清役を演じた、ホームドラマの名称。毎週日曜の夜9時から1時間放映され、赤い傘...
  • 2021/03/10

    縄田一男が読む『天を測る』はじめて歴史小説の主役になった魅力的な男

    小説宝石
    『天を測る』講談社 今野敏/著   今野敏には既に明治警察小説〈サーベル警視庁〉シリーズがあるが、本書のような幕末を舞台にした本格的な歴史小説ははじめてである。   作者がこの一巻をものするために選んだ主人公は、小野友五郎。長崎海軍伝習所の一期生で、咸臨丸の測量方兼運用方である。彼は一代の快男児であ...
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