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本がすき。 > レビュー
             

REVIEWレビュー

  • 2020/02/26

    研ぎすました短刀のような、切れ味抜群のミステリー12編

    高井浩章
    『刑罰』東京創元社 フェルディナント・フォン・シーラッハ/著     各国で絶賛され、日本でも2012年の本屋大賞・翻訳小説部門トップに輝いた『犯罪』の筆者の最新作は、期待を裏切らない珠玉の短編集だ。『犯罪』と『罪悪』に2作を何度も再読してきたシーラッハファンの私にとっては、文字通り、待望の1冊。6...
  • 2020/02/25

    さりげない一言にこめられた「温もり」に気づかせてくれる、日常の中で育まれる言葉の苗床

    青柳 将人
    『言葉の温度』光文社 イ・ギジュ/著 米津篤八/訳     まだ冷たい風が吹きすさぶ時もあるけれど、陽の温もりはかじかむ指先に確実に春の訪れを予感させてくれる。   今からビジネスマナーや敬語に関する本を読み、改めて言葉の使い方を意識し始めている四月から新社会人になる若者も多いだろう。...
  • 2020/02/25

    三浦天紗子が読む 蝋を扱う才能で、激動の時代を生きた女『おちび』

    小説宝石
    『おちび』東京創元社 エドワード・ケアリー/著 古屋 美登里/翻訳   マダム・タッソーは世界の主要都市にある蝋人形館を最初にロンドンで開いた女性だ。数奇な生涯を死の際にいる自身がふり返るのだが、著者エドワード・ケアリーによる大胆で自由奔放な想像が加味されたメタ構造になっていて、貧しく無力だった少女マリー・グ...
  • 2020/02/24

    西上心太が読む 日露戦争に敗れた日本。潜む黒い陰謀とは。『抵抗都市』

    小説宝石
    『抵抗都市』集英社 佐々木譲/著   日露戦争が終結し講和条約が結ばれてから十一年後の大正五年十月。日本橋川にかかる堀留橋のたもとで身元不明の男の他殺死体が発見された。   警視庁刑事課の特務巡査・新堂裕作は、西神田警察署のベテラン、多和田善三巡査部長と組み、捜査を開始する。だが遺体発見後、早々に公...
  • 2020/02/21

    犬に人間の脳と睾丸を移植してみたら、どうなるか…?ロシア文学史上に残る「怪作」

    るな
    『犬の心臓・運命の卵』新潮社 ブルガーコフ/著     ロシア文学がなぜ、あんなにシニカルで暗くて重くてややこしいのかはそれらの背景にあるロシアの歴史に答えがある。 と少し調べてみて、その端っこの端っこをすこーしだけ摘んだ気がしていた。 政治、哲学、宗教のすべての主義主張を、かつてのロシア文学作家た...
  • 2020/02/19

    危険なほどワクワクする。あなたは逃げたい自分を殺し、危険に飛び込めるか? 『自分の中に毒を持て』

    大南武尊
    『自分の中に毒を持て』青春出版社 岡本太郎/著     本書は、藝術家岡本太郎が自身の人生を振り返り、今までどう選択をしどう行動してきたか、その原動力は何かを語りかける人生論である。 大きな決断をしなければいけない人、やりたいことがないと悩む人、なんとなく惰性で生きている人、そして岡本太郎に興味のあ...
  • 2020/02/18

    東 えりかが読む 物語に翻弄される楽しさ『ここは夜の水のほとり』

    小説宝石
    『ここは夜の水のほとり』新潮社 清水 裕貴/著   二〇一八年、「女による女のためのRー18文学賞」を受賞した「手さぐりの呼吸」という作品は、とても奇妙な読み心地の小説だった。   東京都内の玉川上水にほど近い場所に建つ、家賃がとても安い一軒家で、四年間一緒に住んだルームメイト二人の日常を淡々と描い...
  • 2020/02/17

    数学は「発見」か、それとも「発明」か?

    長江貴士
    『神は数学者か?』早川書房 マリオ・リヴィオ/著 千葉敏生/訳     さて、本書は「数学」についての本である。   当たり前じゃないか、と思う人もいるかもしれないが、もう少し僕の話を聞いてほしい。   普通「数学」についての本という場合、「フェルマーの最終定理」や「ポアンカレ予...
  • 2020/02/14

    「2つの病」への処方箋 最新医学で一番正しいアトピーの治し方

    高井浩章
    『最新医学で一番正しいアトピーの治し方』ダイヤモンド社 大塚篤司/著     いきなり私事で恐縮だが、私は子どものころ「アトピっ子」だった。中学生ぐらいからほぼ症状はおさまり、高校時代にはほぼ完治したが、その後も定期的に肌のトラブルには悩まされてきた。   この本の読後、率直に頭に浮かんだ...
  • 2020/02/12

    民族、生き方、友情、民主主義、未来…「戦闘モノ」の範疇に収まらないスナイパーの告白

    藤代冥砂
    『この指がISから町を守った クルド人スナイパーの手記』光文社 著/アザド・グディ 訳/上野元美     クルド人。おそらくほとんどの日本人にとっては、馴染みの薄い名前だろう。知っていても、その実態を把握している人は、少ないと思う。本書は、そのクルド人のスナイパーがクルドの民衆のために身を捧げた、あ...
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