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本がすき。 > レビュー
             

REVIEWレビュー

  • 2019/09/05

    人間の心も癒やす、江戸の獣医『お江戸けもの医 毛玉堂』縄田一男

    小説宝石
    『お江戸けもの医 毛玉堂』講談社 泉ゆたか/著   いまでいう動物病院。江戸の毛玉堂(けだまどう)を舞台に展開する、ちょっと嬉しくなるような一作だ。毛玉堂の住人は、かつては小石川養生所で評判の名医であったが、訳あって、けもの医となった凌雲(りよううん)と美津(みつ)の夫婦。これに加え、美津の幼馴染で実在の人物...
  • 2019/09/03

    民俗学と圧倒的な自然描写をベースに、ニホンオオカミと人間の業を描きった傑作 『漂泊の牙』

    るな
    『漂泊の牙』集英社 熊谷達也/著     忘れていた。 何かもっと、大事な何かを。   朝起きて顔を洗って仕事に行って働いて帰って一息ついて、数時間自分の好きなことをして眠りにつく。 それが今私が生きていることの全てで、これからもぼんやりと続いていくけれど、生きるということは、もっと生を意...
  • 2019/09/02

    この恋は「しあわせなこと」だったと言えるのだろうか? 『神様の暇つぶし』

    横田かおり
    『神様の暇つぶし』文藝春秋 千早茜/著     あのひとと、出会う前の私と出会ってしまった後の私は、まるっきり違う人間になってしまった。そんな出会いをすることは、はたして「しあわせなこと」だと言えるのだろうか。 何度考えても、わたしは明確な答えをだすことができない。   きっと、傍目には何...
  • 2019/08/29

    あの人の少女時代『緋の河』瀧井朝世

    小説宝石
    『緋の河』新潮社 桜木紫乃/著   ああ、この作家はこの人のことが知りたかったのだな。そうしみじみ感じさせるのが、桜木紫乃の新作長篇『緋の河』だ。モデルとなったのは著者と同じく釧路(くしろ)の出身、タレントのカルーセル麻紀だ。   色白で可愛らしく、幼い頃から女の子言葉を使っていた秀男。父は兄ばかり...
  • 2019/08/28

    中国最大の衝撃作、日本上陸!『三体』円堂都司昭

    小説宝石
    『三体』早川書房 劉慈欣/著 大森望、光吉さくら、ワン・チャイ/訳 立原透耶/監修   本国版、英訳版のヒットに次いで、邦訳も刊行直後から売上快調な劉慈欣(りゆうじきん)『三体』。物語は、文化大革命で知識人が弾圧され、殺害されるところから始まる。そうして物理学者の父を惨殺された過去を持つ女性科学者・葉文潔(イ...
  • 2019/08/26

    たぶん今年一番の熱狂本『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

    樋口麻衣
    『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』新潮社 ブレイディみかこ/著     最近、一生心に残りそうな読書体験をしました。それは、本を読んでいる途中から自分のまわりの世界の見え方が変わり始め、読み終わったころには心が軽くなり、世界がキラキラと輝いていると確かに感じるような、今までにはなかった圧...
  • 2019/08/23

    「見守る子育て」を実践中の私さえ、力をもらった本 『小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て』

    吉村博光
    『小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て』マガジンハウス 高橋孝雄/著     私も2児の父として、子育てに迷うことがある。しかし正直にいうと、自分が若くないこともあって、あまりストレスなくやりすごしている。子ども達に何かを訊かれればシッカリと答えるが、基本的に、彼らの意志を尊重する見守る子育てをし...
  • 2019/08/22

    「科学の実験なんかに意味があるのか?」に対する最高の回答がここに 『すごい実験』

    長江貴士
    『すごい実験 高校生にもわかる素粒子物理の最前線』イースト・プレス 多田将/著     本書は、素粒子物理学やその実験施設について、高校生向けに行われた講演をベースに書籍化されたものだ。その辺りの話は、後でちゃんとする。しかしまずは、本筋とはまったく関係ないのだが、本書の記述の中で、より多くの人に知...
  • 2019/08/20

    桜庭一樹と嶽まいこが誘う、夢のような満ち足りた絵本の世界 『すきなひと』

    横田かおり
    『すきなひと』岩崎書店 桜庭一樹/著 嶽まいこ/イラスト 瀧井朝世/編集     この絵本は「恋の絵本」シリーズの第一作目。誰かをすきだと思うこと。何かをすきだと思うこと。恋には、ありとあらゆる種類やかたちがあるけれど、この絵本では、わたしじしんに対する恋が描かれている。そして、わたしはわたしを「す...
  • 2019/08/15

    築地で、東京すしアカデミーで。魚が怖いアメリカ女性が日本の魚文化を学ぶ『サカナ・レッスン』――食卓から考える(2)

    三砂慶明
    『サカナ・レッスン 美味しい日本で寿司に死す』CCCメディアハウス キャスリーン・フリン著/村井理子訳     うまい、安い、早い――。   忙しい現代人のお腹を満たすための魔法の食べ物のようなインスタントやレトルト食品は、食品スーパーの売場を席捲し、日夜激戦が繰り広げられているコンビニエ...
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