ryomiyagi
2022/07/13
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2022/07/13
「銀行は生き残れるのか」というのがこの本のテーマである。1994年、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏は、「銀行の機能は必要だが、今ある銀行は必要ない」という趣旨の発言をしたといわれている。(中略)
銀行は社会にとって本当に必要不可欠な存在なのか。社会が銀行に求めている必要な銀行機能とは何なのか、その本質的機能を踏まえ、銀行が取り組むべき戦略にはどのようなものがあるのか。この本で読者の皆様と一緒に考えたい。
(「まえがき」より)
メガバンクでシステム開発などに携わってきた著者が、変革が進む金融業界を概観し、日本の金融サービスが歩むべき道を考える。
静岡大学情報学部教授。専門は金融情報システム、FinTech(フィンテック)、情報システムのマネジメント。1983年早稲田大学政治経済学部卒業。同年三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)に入行し、2015年9月まで32年半勤務。うちシステム部に約16年在籍し、第三次オンライン開発、東京三菱銀行システム統合、三菱東京UFJ銀行システム統合等の超大規模プロジェクトに、主に推進マネジメントの立場で参画した。2015年慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科後期博士課程修了、博士(システムデザイン・マネジメント学)。著書に『金融情報システムのリスクマネジメント』(日科技連出版社)がある。
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