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本がすき。 > エッセイ
             

#エッセイ

REVIEWレビュー

  • 2019/06/26

    さまよい続ける感情、消えてしまいそうな気持ちと出会う 『しあわせしりとり』

    横田かおり
    『しあわせしりとり』ミシマ社 益田ミリ/著     生きていくとは、たった一人の自分とともに、人生を全うすることなのだと思う。ともに、というのは、見る私、感じる私、考える私、言葉を紡ぐ私、とたくさんの私がタッグを組んで“私”というものを形成していると思うから。でも、自分自身のことなんて、ちっとも分か...
  • 2019/05/09

    【第11回】昔々あるところに・・・ 著:三砂ちづる

    昔々、祖母の祖母のころの話   「昔々あるところに……」で始まる、日本の昔話に出てくるおじいさん、おばあさんの多くは、腰が曲がっていた。絵本やお話に出てくるようすでは、とりわけおばあさんの腰が曲がっていたものである。「腰が曲がる」は、日本の「昔々あるところ」にいたお年寄りの、ある意味、典型の姿であったのだ。...
  • 2019/04/05

    井上荒野にしか書けない、私達の知らない「愛の話」――『あちらにいる鬼』

    大平一枝
    『あちらにいる鬼』朝日新聞出版 井上荒野/著     作家の父には同業の愛人がいて、父の没後は、愛人と母が心を通い合わせていた。   自分がその“子”の立場としても、誰もこれほど、美しい企みを施した成熟した小説には昇華できまい。たとえいくらかセンセーショナルに書けたとはしても、こうはいかな...
  • 2019/03/28

    【第10回】水汲み 著:三砂ちづる

    上水道の歴史、水汲みの歴史   水汲みは女の仕事である。世界中の多くの地で、そうであったと思う。上水道が整備されるまで、おそらく、世界中の女たちは水源から水を運び続けてきた……と、書くと、「社会が近代化されて、やっと上水道を使えるようになる」という言い方にしか聞こえまい。   実際、上下水道の完備と...
  • 2019/02/19

    【第9回】沖永良部と芭蕉布と 著:三砂ちづる

    80歳が率いる島の工房   沖永良部は突然の雨。沖永良部島から鹿児島に向かう飛行機に乗る前に、2時間だけ時間があったので、「芭蕉布工房 長谷川」に連れて行っていただいた。雨なので、どこか室内で訪問できるところを探していた、ということもある。   雨の中、20分ほど車でお連れいただき、芭蕉布工房に着く...
  • 2019/02/04

    7行読んだら中毒に。ベトナム詩人の書く“はみ出したアメリカ”『アメリカ死にかけ物語』

    大平一枝
    『アメリカ死にかけ物語』河出書房新社 リン・ディン/著 小澤身和子/編集     ベトナムの寅さん!?   まるで疾風のような文章だ。あるいは横殴りの雨、または煮えたぎった鍋の大きくて強い泡。   「アメリカ」と名のつくノンフィクションは、たいてい小難しくシニカルで、読後が絶望的...
  • 2019/01/17

    【第8回】「糸満ティーブイ」著:三砂ちづる

    魚を頭にのせて売りに行く   前回、沖縄県糸満市の泡盛メーカーで社員全員がやっておられる「瓶踊り」のことを書いた。   このようなことをやっておられるのは、宴会芸として、こういうことがあった、ということもあるけれど、それより何より、まず、糸満というところに「頭上運搬」の伝統があったゆえのことである。...
  • 2019/01/08

    ちょうどよくしあわせ『平場の月』朝倉かすみ

    『平場の月』が刊行された。 久しぶりの書き下ろしだった。書いているあいだ、小説家になりたいという考えもまだ充分に育っていないまま、ただただ書きたいものを書いていたころをよく思い出した。これはそんなふうに書いた。そんなふうに毎日書けたことが、まことに嬉しかった。   「実感」を軸にして書こうと目論んだので、派遣...
  • 2018/12/31

    初めての沖縄『光まで5分』桜木紫乃

    長いこと花村萬月さんの書く美しい文章に憧れ続けている。単行本デビューの際はそのタイトルを彼の造語である「氷平線」としたくらい。のちのち「勝手に使ってすみませんでした」と挨拶のネタにするためだ。念願叶ってご本人と対談という日、緊張のあまりほとんどまともなことを話せなかった。話そうと思うといかれぽんちなことを言い出すし、ま...
  • 2018/12/19

    【第7回】瓶踊り 著:三砂ちづる

    一升瓶を頭にのせて朝礼   1970年代後半あたりに学生時代を送った世代にとって、飲み会でやる余興というと、何といってもピンクレディーであった。これが世代に特有なものだったのか、私の周囲に特有なものだったのかは定かではないものの、とにかく私の周囲の女子学生は、暇があれば『UFO』 とか『ペッパー警部』などを練...
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