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本がすき。 > レビュー
             

REVIEWレビュー

  • 2021/07/01

    眠れない夜に読みたい絶望に効くシオランの名著

    三砂慶明
    『生誕の災厄<新装版>』紀伊國屋書店 E.M.シオラン/著 出口裕弘/訳    4月のことでした。書店に届く新刊書の案内を見ていて思わず声がでてしまいました。紀伊國屋書店から届いた新刊と「書物復権」の案内です。  書物復権とは、出版社に寄せられた読者からのリクエストをもとに、品切れになった本を復刊させる取組み...
  • 2021/06/30

    縄田一男が読む『火車の残花 浮雲心霊奇譚』魅力的な怪異に満ちた幕末の物語

    小説宝石
    『火車の残花 浮雲心霊奇譚』集英社 神永学/著   赤眼の「憑きもの落とし」浮雲が活躍するシリーズ最新作は、罪人の亡骸を奪い去る妖怪・火車をモチーフとした一篇。小説の中で火車が登場するのは、昭和三十年代に書かれた高木彬光の神津恭介もの『火車と死者』以来だから、ずいぶんと久々といえるだろう。   今回...
  • 2021/06/29

    瀧井朝世が読む『レオノーラの卵 日高トモキチ小説集』無限大の想像力が炸裂

    小説宝石
    この楽しさと非日常感、この懐かしさと切なさ。まるで古き良き遊園地を訪れたかのよう(実際、観覧車なども登場する)。漫画家、イラストレーターとして活躍する日高トモキチの初小説集は、著者の膨大な読書量と知識が遊び心たっぷりに炸裂する、とても刺激的な七篇が収録されている。   表題作「レオノーラの卵」は、レオノーラが...
  • 2021/06/28

    円堂都司昭が読む『檸檬先生』共感覚を持つ少年少女の物語

    小説宝石
    『檸檬先生』講談社 珠川こおり/著   冒頭で飛び降りの遺体が描写される。彼女はなぜ死んだのか。物語は過去から始まる。小中一貫校に通う小三男子の語り手が、音楽室で中三女子と知りあう。二人はともに、音を色と、色を音とともに感じる共感覚を持っていた。「檸檬先生」、「少年」と呼びあうようになった二人は、校内の人がこ...
  • 2021/06/25

    毒にも薬にもなる劇薬だ!信じるか信じないかはあなた次第。ただこれだけは言える。全ページ面白い!

    竹内敦
    『未来は決まっており、自分の意志など存在しない。』光文社 妹尾武治/著   「この世は全て事前に決定しており、自分の意志は幻影だ」と著者は言う。それを「心理学的決定論」と著者は呼ぶ。自分がいつ死ぬか、仕事がうまくいくか、今日の夕飯がカレーなのかラーメンなのか、全てがすでに決まっているという。 そんなことがある...
  • 2021/06/24

    “ただならぬ”諏訪の風土から学ぶコロナ禍での自分の生かし方

    藤代冥砂
    『諏訪式。』亜紀書房 小倉恵美子/著    諏訪という土地は、ただならぬ、と常々感じていた折に、本書と出会った。  諏訪には、縄文の遺跡が多い。国宝を含む土偶や土器などの出土品の質と量などからも分かるように、国内でも有数な縄文遺跡を抱く。  さらには、明治期の製糸業はシルクエンペラーとして世界に響き、時計、カ...
  • 2021/06/24

    ふたりの関係はこうすればうまくいく

    今泉愛子
    『ふたりのきほん100』光文社 松浦弥太郎/著   「あなたとは、いつも未来のことを語り合いたいと思っています」   松浦弥太郎さんの新刊『ふたりのきほん100』は、こんな言葉から始まります。楽しいこともあれば、面倒なこともあるのが人と人との関係です。大切に思う相手、一緒にいる時間が長い相手と、どう...
  • 2021/06/22

    誰にでもある少年期の夢想……。幻想の世界と現実の世界を行き来する物語

    馬場紀衣
    『流卵』河出書房新社 吉村萬壱/著     鼻のチューブから送り込まれる息すら満足に吸えず、流木のように白く枯れた父親の身体が横たわる病室から物語は始まる。「父の貧相な脹ら脛(ふくらはぎ)は母の半分の幅もない」と同時に、長く忘れていた少年時代の記憶が蘇る。脛毛(すねげ)すら生えていない自分の生脚を撫...
  • 2021/06/21

    人は誰でも障害者?「見えない世界」を通して発想の転換を迫る一冊

    馬場紀衣
    『目の見えない人は世界をどう見ているのか』光文社  伊藤亜紗/著     人が外界から得る情報の八割から九割は視覚に由来するという。それはすなわち、目に依存し過ぎているということであり、体の可能性のほんの一部しか使っていないということでもある。タイトルにあるように、本書は目の見えない人の「見方」に迫...
  • 2021/06/18

    「どうしても鈍くなれない若者たち」――ジェンダーレスな人間関係を求める主人公の生きづらさ

    馬場紀衣
    『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』河出書房新社 大前粟生/著      他者と真面目に向き合おうとするあまり自分を追い詰めてしまう人がいる。それは快適でなだらかな人間関係を求める若者がコミュニティに溶けこむにあたって必要になる、ささやかなウソや違和感に気づいたときに起こるのではないだろうか。『ぬい...
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