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本がすき。 > レビュー
             

REVIEWレビュー

  • 2021/07/27

    東えりかが読む『うかれ十郎兵衛』江戸の名プロデューサー

    小説宝石
    『うかれ十郎兵衛』講談社 吉森大祐/著   喜多川歌麿、東洲斎写楽という浮世絵の代名詞のような絵師を育てたのは、蔦屋重三郎という地本商人で書肆「耕書堂」の主人である。下品な草紙で江戸の話題を集めていた。「蔦重」と呼ばれたこの男、絵師だけでなく戯作者や吉原遊郭の花魁までプロデュースした稀代のやり手であった。...
  • 2021/07/19

    「ボン書店」最後の詩集の著者を知る

    坂上友紀
    最初にこの本を手にした時の感想を正直に言えば、「……だ、誰なん?」でした。名前に全く聞き覚えがなく、呼び方すらもわからない!タイトルからして「北方の」「詩人」であることと、カバーに掲載された写真から、「今の人ではないっぽい」という推測が成り立つのみ。そんな未知の本を読むことになったきっかけは、とある編集者さん(思潮社の...
  • 2021/07/16

    おもちさん、83歳。私にもどうやら「死」というものが近づいてきたらしい

    横田かおり
    『にぎやかな落日』光文社 朝倉かすみ/著     どんなに辛いことでも覚えてるほうがいいワ。ついさっきのこと、ついこないだのこと、忘れたことからして忘れるのは、大した気味が悪いよ   こう語るのは主人公のおもちさん、御年83歳です。 おもちさんというのはもちろん本名ではありません。おもちさ...
  • 2021/07/15

    いつの間にかの緊急事態。それでも続く毎日を隅田川のほとりで綴った作家の記録

    金杉由美
    『東京ディストピア日記』河出書房新社 桜庭一樹/著     緊急事態宣言下で昨年の緊急事態宣言下に書かれた日記を読む。 こんな悪夢のようなことが実際に起きるなんて、一年前は考えていなかった。 いや、もしかして?という不安はあったけれど、まさかね?程度のものだった。 夏になったらインフルエンザと同じで...
  • 2021/07/14

    死地は地上にあった『デス・ゾーン』

    高井浩章
    『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』集英社 河野啓/著     複雑な思いでこの文章を書いている。 本書は、多くの人に読んでもらいたい興味深い1冊だ。 一方で、開高健ノンフィクション賞をとった本書を、私はノンフィクションとして評価しない。   読んでほしいのは、栗城史多氏の歩みが現代...
  • 2021/07/13

    「叩きやすい相手を叩く」でいいのか? 「ハラスメント疲れ」の方にこそ読んでほしい一冊

    坂爪真吾
    『捨てられる男たち 劣化した「男社会」の裏で起きていること』SBクリエイティブ 奥田祥子/著     セクハラ、パワハラ、モラハラなど、ハラスメントに関する報道や事件は、連日のようにメディアやSNSをにぎわせている。 こうした中で、「ハラスメント疲れ」とでもいうべき状態になっている中高年男性も増えて...
  • 2021/07/12

    喪失感、心のゆらぎ……日本と台湾、生きづらさを生きる二つの女性像

    馬場紀衣
      中国語と日本語を自在に操る著者の李琴峰(り・ことみ)さんは、台湾生まれ。第一言語は中国語で、日本語を学んだのは15歳からだという。だから二か国語が織り交ざられた『五つ数えれば三日月が』を読む者は、普段とはすこし違う読書経験をすることになるはずだ。   本書は、著者と同じく台湾の出身である「私」と...
  • 2021/07/09

    ペニスは「第三の足」――。人間は知っていた、足と靴がもつ「媚薬の力」。

    馬場紀衣
    『エロチックな足 足と靴の文化誌』筑摩書房  ウィリアム・A・ロッシ/著 山内彰、西川隆 /訳     本書の原題の直訳は「足と靴の性」。足病学の講師であり、履物文化史の第一人者でもある著者は、人間の足は大昔から人体のパーツでもっともありふれたファルスの象徴とされてきたと語る。「足」という言葉は、遠...
  • 2021/07/08

    きのこを知るには、すべての感覚を鍛えなければならない――。驚きと神秘に満ちた、不思議な力の正体。

    馬場紀衣
    『きのこのなぐさめ』みすず書房  ロン・リット・ウーン/著 枇谷玲子/訳 中村冬美/訳      本書は、最愛の夫を突然の病気で亡くした女性文化人類学者の回想録。著者の死の悲しみとタイトルにある「きのこ」とのあいだにいったい、何の関係があるのかと思ったことだろう。しかし本書を読みさえすれば、作者に働...
  • 2021/07/07

    ヒマラヤの山岳ガイドが教えてくれる、「人間が見えない『道』」の話。

    馬場紀衣
    『「シェルパ」と道の人類学』亜紀書房 古川不可知/著     エベレストの南麓、8000メートル級の山々を目前に望むネパール東部のソルクンブ群はトレッキング観光のメッカだ。ソルクンブ群の北部に位置するクンブ地方には、年間数万人もの観光客が訪れる。ここに暮らし、ヒマラヤ登山の手助けをして働いている人び...
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