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本がすき。 > レビュー
             

REVIEWレビュー

  • 2020/10/09

    これからの社会を考えるヒントは、女性たちのひそかな欲望の中にあるのかもしれない――湯山玲子『女装する女』

    馬場紀衣
    『女装する女』新潮社 湯山玲子/著     タイトルにある「女装」とはその言葉通り、「女」を「装う」の意味である。装飾的なハイヒール、ヌーブラをつけてのドレス、セクシーと女らしさをフル装備したファッション。ほぼユニセックスな会社のスーツやカジュアルウェアを脱ぎ捨てて、女っぷりの増したフェミニンな雰囲...
  • 2020/10/09

    コロナのせいで楽しい夏を奪われたあなたへ。忘れることのできない夏を描く傑作『異人たちとの夏』

    金杉由美
    『異人たちとの夏』新潮社 山田太一/著     今年の夏は中抜きされたような夏だった。 例年以上の熱波は訪れたけれど、海や山を楽しむこともままならず、わくわくした開放感のない、淋しい淋しい夏だった。 旅行も音楽フェスも野外イベントも呑み会もないまま、無為に過ぎ行く夏。 なんだか騙されたような気がする...
  • 2020/10/08

    縄田一男が読む『陽眠る』ある船と幕府の男たちの物語

    小説宝石
    『陽眠る』角川春樹事務所 上田秀人/著   上田秀人の最新作は、ある船が見守る幕府の男たちの物語である。   その船とは開陽丸。排水量二千五百九十トン、全長七十二・八メートル、最大幅十三・〇四メートル、四百馬力蒸気機関、最大速力十ノット、十八門のクルップ砲を含め、二十六門の大砲を備える、オランダで造...
  • 2020/10/07

    瀧井朝世が読む『四畳半タイムマシンブルース』腐れ大学生&タイムマシン

    小説宝石
    『四畳半タイムマシンブルース』KADOKAWA 森見登美彦/著   舞台のノベライズはたまにあるけれど、舞台とまた別の小説の融合というのは珍しいのではないか。それをやってのけたのが、森見登美彦さん『四畳半タイムマシンブルース』。劇団ヨーロッパ企画の上田誠さんが台本を書いた舞台「サマータイムマシン・ブルース」の...
  • 2020/10/06

    あなたの身につけるものが身体の一部になる。ファッションに秘められた美と恐怖ーー『死を招くファッション』

    馬場紀衣
    『死を招くファッション: 服飾とテクノロジーの危険な関係』化学同人 Alison Matthews David/著、安部恵子/訳     ファッションについて書かれた書籍の中で『死を招くファッション』ほど魅力を放つものはそうないだろう。そう言いきれてしまうほど、服飾の死の歴史を記したこの本は、読者の...
  • 2020/10/05

    円堂都司昭が読む『楽園とは探偵の不在なり』特異な設定による魅力的な問い

    小説宝石
    『楽園とは探偵の不在なり』早川書房 斜線堂有紀/著   よくこんなことを思いつくものだ。斜線堂有紀『楽園とは探偵の不在なり』に対する素直な感想である。外界との行き来が閉ざされた場所で連続殺人が起きる。容疑者の人数が限られるなか、相互の不信が高まっていく。謎解きを主眼とするミステリでは、定番のシチュエーションで...
  • 2020/10/02

    すごすぎて、宣伝用のPOPに何を書けばいいのかわからない。柴崎友香の豊饒な小説世界に浸る

    内田 剛
    『百年と一日』筑摩書房 柴崎友香/著     なんと豊穣な文学世界なのだろう。読みながら何度ため息をついたか分からない。改めてこの作家の視線の確かさと表現力の逞しさを実感させられた。正直なところお手上げ状態なのだ。この作品の良さを語るほど野暮な行為はないのかもしれない。とにかく読んでもらうしかない。...
  • 2020/10/02

    強く、たくましく、かっこいい。性を超えていく美しい姉御たち――伊藤春奈『「姐御」の文化史』

    馬場紀衣
    『「姐御」の文化史 幕末から近代まで教科書が教えない女性史』DU BOOKS 伊藤春奈/著     『ワンダーウーマン』(2017年)、『キャプテン・マーベル』(2019年)、『ムーラン』(2020年)……ここ数年、強くてかっこいい女性の主人公が活躍する作品が目立つようになった。   ディ...
  • 2020/10/01

    失うことと、見つけること、その相反する2つの物語の扉が開く。『爪のようなもの・最後のフェリー』

    青柳 将人
    『爪のようなもの・最後のフェリー その他の短篇』小学館サービス 森泉岳土/著     今年、村上春樹の久しぶりの短編集が発売されて話題になった。 村上春樹の短編は、時代の節目毎に様々な顔を見せてくれるし、さらに読み手自身が年を重ね、価値観が変化することによっても、物語の中身は様子を変えていくから不思...
  • 2020/09/30

    私たちの生きる世界は「ブレーン」に閉じ込められている?相対性理論と量子論を融合させるためのモデル

    長江貴士
    『ワープする宇宙』NHK出版 リサ・ランドール/著 向山信治/翻訳     宇宙を扱う研究者の多くは、「万物理論」を探し求めている、と言っていいだろう。これは、宇宙の始まりから終わりまでを統一的に説明できる理論のことだ。候補になり得ると言われている理論は色々とあるが(以前「大栗先生の超弦理論入門」で...
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