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本がすき。 > レビュー
             

REVIEWレビュー

  • 2020/09/29

    マジョリティとセクシュアルマイノリティをつなぐ「通訳」となる一冊

    坂爪真吾
    『LGBTとハラスメント』集英社 神谷悠一・松岡宗嗣/著     まさに「待望の一冊」というべき新書である。セクシュアルマイノリティの権利擁護の動きが活発になっている中、職場や学校、メディアにおいて、これまで問題化されることのなかった言動が、「LGBTへの差別」「ハラスメント」として認識・批判される...
  • 2020/09/28

    ホームレス同然の生活を続ける芥川賞作家、五階から転落し両目を失明した市役所職員、容貌に自信が持てない独身OL……。人は何をよすがに生きるのか

    吉村博光
    『友がみな我よりえらく見える日は』幻冬舎 上原隆/著     「友がみな われよりえらく 見ゆる日よ 花を買い来て 妻としたしむ」(『一握の砂』所収)   本書を開くと石川啄木のこの短歌がある。書名だけを見ると「自分を卑下する人々の本」のようだが、書名はいわば本歌取りだ。つまり「自尊心の危...
  • 2020/09/24

    死の直後に幽体離脱して、愛し尽くした東京を彷徨った黄泉感が……

    藤代冥砂
    『Tokyo』光文社 森山大道/著   カメラを手にして街を歩く人ならば、遅かれ早かれ森山大道さんのスナップ写真に巡り合ってしまう。独学にしろ、人に習うにしろ、割とまじめにスナップ写真をやり始めると、他人の作品も見たくなる。そしていろいろ見始めて、必ず通ってしまうのだが、森山大道さんなのだ。  ...
  • 2020/09/23

    生島治郎の青春譚を読んで考えた「編集者としての眼」

    田崎健太
    『浪漫疾風録』中央公論新社 生島 治郎/著    それなりの期間生きていると、あのとき話をしておけば良かったと後悔する人がぽつぽつ頭に浮かぶものだ。    ぼくにとっては、この本の著者、生島治郎もそんな一人だ。    九四年から約一年間、ぼくは『週刊ポスト』の連載班にいた。まだ二十代だった...
  • 2020/09/22

    現代人に問う。今、古典文学を読む意味とは?

    馬場紀衣
    『文学こそ最高の教養である』光文社 駒井稔/著     堅苦しいギリシア哲学や難解なロシア文学、プルーストのあきれるほど長い小説よりも、お手軽で、もっと読みやすい作品はたくさんある、というのは正直なところ事実だと思う。刺激的でたくさんの娯楽に囲まれながら、それでも今、古典を読む意味とはなんだろう。...
  • 2020/09/21

    天文学の世界を旅するように読む、大人のための『銀河鉄道の夜』

    馬場紀衣
    『天文学者が解説する宮沢賢治『銀河鉄道の夜』と宇宙の旅』光文社 谷口義明/著     1896(明治29)年、岩手県稗貫郡里川口村(現在の花巻市)で質・呉服商の家に生まれた宮沢賢治は、父が浄土真宗の熱心な信者だったこともあり、裕福な仏教の香り高い家で育った。やがて賢治は石川啄木の影響を受けて短歌を詠...
  • 2020/09/16

    「勉強のやり方」を知らない子どもたちに 『東大式節約勉強法』

    高井浩章
    『東大式節約勉強法』扶桑社 布施川天馬/著     私事で恐縮だが、著者の布施川天馬さんと私は、年は二回り以上離れているが、境遇が少し似ている。   家庭が貧しく、塾や予備校に通うお金もなく、かといって自宅で学習する習慣もなく、働きながら大学受験に臨み、地理的・金銭的な制約で「地元の国立大...
  • 2020/09/15

    戦争はまだ終わっていない。写真に映る人の中でも、その「記憶」を宿す人々の中でも

    横田かおり
    『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』光文社 渡邉英徳、庭田杏珠/著     風に乗って、たゆたうように雲が流れる。朝には太陽が昇り地上を光で照らし、夜には月が暗闇にほのかな明かりを添える。日々移ろいゆく空の下で、人々の営みが積み重ねられているのは今も昔も変わらない。 一葉のモノクロ写真。...
  • 2020/09/04

    タペストリーのような大風呂敷 『三体II 黒暗森林』

    高井浩章
    『三体II 黒暗森林』早川書房 劉慈欣/著 大森望、立原透耶、上原かおり、泊功/翻訳     翻訳モノには、独特のマゾヒズム的な楽しみ方がある。 もう「新刊」は出ている。でも、読めない。ギリギリ行ける英語でも大作は躊躇する。   原書を読んだ人たちから「傑作」といった評が耳に入ってくる。ジ...
  • 2020/09/02

    言葉を超えた領域に踏み込んだ闘病記

    塚越健司
    『NO拘束』ライスプレス ダースレイダー/著     世界の見え方は変化する   本書は脳梗塞で倒れたラッパーのダースレイダーによる、闘病記を中心とした自伝だ。闘病記であるから病気にまつわる様々な困難が描かれているが、著者の筆致や挿入されるイラストの効果もあり、悲壮感漂うというより、良い意...
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