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本がすき。 > レビュー
             

REVIEWレビュー

  • 2020/08/17

    宇宙にビッグバンを引き起こした「種」とは一体何なのか?

    長江貴士
    『宇宙が始まる前には何があったのか?』文藝春秋 ローレンス・クラウス/著 青木薫/翻訳     我々が生きているこの宇宙がビッグバンから始まった、ということは、もう常識と呼んでいいだろう。ビッグバンというのは、超大雑把に言えば、「凄く小さな“宇宙の種”みたいなものが爆発するように一気に膨張して宇宙が...
  • 2020/08/14

    「すべての男」が読むべき傑作 『ザリガニの鳴くところ』

    高井浩章
    『ザリガニの鳴くところ』早川書房 ディーリア・オーエンズ/著 友廣純/翻訳     「2019年アメリカで一番売れた本」 「全米500万部突破」 そんなパワーワードが踊る帯には、強力な布陣で「とにかく、黙って、読め」と言わんばかりの推薦の言葉が並ぶ。 この上に私が贅言を重ねても意味がなさそうなので、...
  • 2020/08/13

    三浦天紗子が読む『彼女たちの部屋』人に手を差し伸べ、ともに進む尊さ

    小説宝石
    『彼女たちの部屋』早川書房 レティシア・コロンバニ・著、齋藤可津子・訳   百年の時を隔てて描かれるふたりの女性の物語だ。現代パートを生きるソレーヌは、有名法律事務所で企業訴訟をいくつも手がけてきたエリート弁護士。しかし、パートナーとの破局と敗訴によるクライアントの自死によって大きなショックを受ける。〈燃え尽...
  • 2020/08/12

    東えりかが読む『邦人奪還―自衛隊特殊部隊が動くとき―』 元自衛隊員が描く圧巻のドキュメント・ノベル

    小説宝石
    『邦人奪還―自衛隊特殊部隊が動くとき―』新潮社 伊藤祐靖/著   自衛隊は国を守る組織。大災害のときも最後の命綱であると国民は信じている。だが彼らの実際の任務はどのように決められ遂行されているのか、残念ながら驚くほど国民に知らされていない。   『邦人奪還』は小説である。架空戦記と言ってもいいだろう...
  • 2020/08/11

    西上心太が読む『KILLTASK』巧みな構成が冴える、極限の「殺し屋」小説

    小説宝石
    『KILLTASK』KADOKAWA 行成薫/著   ある事件を引き起こして表の世界と訣別させられた「僕」は、殺し屋(エージエント)見習いとして初のOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)のため、殺し屋の辰巳に同行する。だが発注元の注文に従い、相手を惨殺する辰巳の作業を目の当たりにした「僕」は、大きな衝撃を受...
  • 2020/08/10

    半世紀以上も英国で愛され続けてきた2羽のフクロウの話

    青柳 将人
    『イートン校の2羽のフクロウ』エクスナレッジ ジョナサン・フランクリン/著 清水玲奈/翻訳     小さい頃に初めて見たフクロウ。そのしかつめらしい表情からは畏怖を、そして何か強い感情で訴えかけるような大きくて鋭い眼からは、人の言葉を理解しているのではないかと思わせる頭脳を併せ持つ存在に感じた。...
  • 2020/08/10

    一人の人間を救うために、私たちはまっすぐ手を差し伸べることができるだろうか?

    横田かおり
    『団地のコトリ』ポプラ社 八束澄子/著     「悲しみのないー 自由な空へ、翼はためかせー 行きたいー」   下の階から聞こえてきたのは、きれいなソプラノの歌声だった。どこまでも羽ばたいていけそうな、伸びやかな女の子の声。部屋には「柴田のじいちゃん」しか住んでいなかったはずなのにと思いな...
  • 2020/08/07

    絶望の淵に立つ女性が、「世界一孤独なクジラ」と出会ったとき、物語が始まった。

    山本机久美
    『52ヘルツのクジラたち』中央公論新社 町田そのこ/著     「52ヘルツのクジラ」とは―― 他のクジラが聞き取れない高い周波数(52ヘルツ)で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。 たくさんの仲間がいるはずなのに何も届かない、何も届けられない。 そのため、世界で一番孤独だと言われている。  ...
  • 2020/08/06

    人間の思考力は「マンガでわかる!」「誰でもすぐ出来る!」みたいな簡単な本じゃないとわからないほど低下してしまったのだろうか。

    るな
    『本の「使い方」』KADOKAWA 出口治明/著     毎日新刊は数百冊発売されるが、リアル書店は年々街から消えていき、わざわざ足を運ばなければならなくなった。   めんどくさいからとネットで探そうにも、GoogleやAmazonには、過去の自分の検索からはじき出された本しかおすすめされ...
  • 2020/08/05

    時を越え、死を越えて言葉は受け継がれる。村上春樹最新作『一人称単数』

    横田かおり
    『一人称単数』文藝春秋 村上春樹/著     気づけば扉の前に立っていた。何の変哲もなく、ごく普通の形をした標準的な大きさの扉だ。数えてみるとちょうど八つ。月が印象的な夜だった。やがて扉は、月明かりの柔らかな光に照らされて、私に何かを訴えかけるように淡い光を放ちはじめる。ここでは、周囲の音や香りは感...
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