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本がすき。 > レビュー
             

REVIEWレビュー

  • 2020/09/01

    小説とは読み手に対する挑戦である。憑き物が落ちたようにスッキリする小説論

    るな
    『小説のストラテジー』筑摩書房 佐藤亜紀/著     文学とは何か、小説とは何か。それは言語を使った芸術作品である。ならばその時文学は、誰しもが理解できるものである必要はない。なぜなら、絵画、彫刻、音楽…などの芸術は、しばしば私たちの理解を超えて存在するからだ。だから、一体この絵には何が込められてい...
  • 2020/08/31

    寂しさを「楽しみ」の深堀りで紛らわそう

    吉村博光
    『ザ・ロイヤルファミリー』新潮社 早見一真/著     新しい生活様式ということがいわれている。歴史的にみても、戦争や宗教、感染症などで人々の生活様式が変わるのはよくあることのようだ。従来の楽しみを手放すことは辛いけれど、私たちは前を向いて新しい楽しみをみつけていくに違いない。   運が良...
  • 2020/08/25

    人件費と医療費を極限まで削る「民営刑務所」の恐るべき実態とは

    金杉由美
    『アメリカン・プリズン』東京創元社 シェーン・バウアー/著 満園真木/翻訳     引き続きコロナの影響で不本意な自粛生活を送っている今日この頃。 そんな状況下で、もっともっと不自由な刑務所の中に思いを馳せてみようかしらどうかしらと本書を手に取ってみた。   とんでもなかった。 いろんな意...
  • 2020/08/24

    自分の身体に向き合うことは、愛の問題をも解決してくれる――ジェニーン・ロス『食べすぎてしまう女たち―「愛」の依存症』

    馬場紀衣
    『食べすぎてしまう女たち―「愛」の依存症』講談社 ジェニーン・ロス、斎藤学/訳     私たちは毎日、小さな傷を負いながら生きている。傷の原因は、友人のささいな一言だったり、誰かの心無い振る舞いだったり、親との対立や、欲しかった服が売り切れていたことだったり、さまざまだ。大きなものもあれば、取るに足...
  • 2020/08/24

    久しぶりにパラパラとめくることが許されない一冊に出会った

    藤代冥砂
    『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争 』光文社新書 庭田杏珠×渡邉英徳(「記憶の解凍」プロジェクト)/著      戦前、戦中、戦後に撮影されたモノクローム写真に、AI(人工知能)によって色を加える。表紙にある言葉を汲みつつ、AI技術も、いよいよ自動彩色にまで進出してきたのか、と驚きながら...
  • 2020/08/21

    美について考えることは、日々の生活と共にある。人生に役立つ「美学」講義――小穴晶子『なぜ人は美を求めるのか 生き方としての美学入門』

    馬場紀衣
    『なぜ人は美を求めるのか 生き方としての美学入門』ナカニシヤ出版 小穴晶子/著     美学とは哲学の一分野で、芸術・感性・美などを扱う学問だ。絵を観たり、詩を読んだり、映画を鑑賞するなかで、人の心になにが起こっているのか、人はどうして「美しいもの」に惹かれるのか、その美しさの背後にあるものを追究し...
  • 2020/08/21

    教育を突き詰めると子どもたちはルンバのようになってしまうのか?

    塚越健司
    『「生存競争(サバイバル)」教育への反抗』 集英社 神代健彦/著     社会への「適応」を迫るコンピテンシー   生徒全員がイノベーティブな「小さな企業家」となることを目指す教育。その考えに賛成する人もいると思われるが、本当にそのようなことが可能なのか、そしてそれは正しいのかと、疑問に思...
  • 2020/08/20

    加齢、努力の報われない苦悩、コンプレックス……。不自由な身体に向けられた眼差し――奥田亜希子『魔法がとけたあとも』

    馬場紀衣
    『魔法がとけたあとも』双葉社 奥田亜希子/著     大人と呼べる年齢になってから、奥田亜希子さんの『魔法がとけたあとも』を読めたことは私にとって幸運だった。といっても、大人ならではの苦労とか人生を指南する内容を取り上げた小説ではない。それぞれ立場の違う男女が登場するこの短編集は、妊娠中だったり、ホ...
  • 2020/08/19

    知ってしまったが最後。ミルハウザーらしからぬ、日常に潜む謎を描いた短編集――スティーヴン・ミルハウザー『私たち異者は』

    馬場紀衣
    『私たち異者は』白泉社 スティーヴン・ミルハウザー/著 柴田元幸/訳     どこへ向かえばよいのかわからないまま歩くような、何をすべきか迷い続けているような、妙な手探り感のある日常を描いた小説で、それが得も言われず楽しい。   主人公たちは、気がつくとどこか奇怪な場所にいるのだけど、まる...
  • 2020/08/18

    坂口安吾を読んでいるようなカタルシスが…コロナ禍の今、妙に響く言葉たち

    藤代冥砂
    『シャボテン幻想』ちくま学芸文庫 龍膽寺雄/著   コロナ禍の影響で、ネットでの買い物が増えた。と言いがちだが、実際は買い物自体が減ってしまい、すでにあるもので間に合ってしまうことばかりだ。   中でもファッションに関しては、私はここ数ヶ月何も買っていない。先日、新宿でマスク入荷の呼び声につられて、...
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