• ピックアップ
  • スタンド
  • レビュー
  • レビュアー
  • イベント・ニュース
  • 連載

本がすき。

search
  • twitter
  • facebook
  • 新着
  • ピックアップ
  • スタンド
  • レビュー
  • レビュアー
  • イベント・ニュース
  • 連載
本がすき。 > レビュー
             

REVIEWレビュー

  • 2019/04/08

    あなたの身体は誰のものか。ある女性の物語『不死細胞ヒーラ』

    長江貴士
    『不死細胞ヒーラ ヘンリエッタ・ラックスの永遠なる人生』講談社 レベッカ・スクルート/著 中里京子/訳   【ヒーラ細胞は、過去百年間に医学界に生じたもっとも重要な出来事のひとつだ。】   これは、著者の学生時代の生物学の教師の言葉である。   【本書が2009年に印刷に回った時点では、ヒ...
  • 2019/04/08

    吃音=選ばれし天才の宿命?『吃音の世界』

    坂爪真吾
    『吃音の世界』光文社新書 菊池良和/著   小学生の頃、私は音読の時間が大嫌いだった。   口から思うように言葉が出てこない=吃音の症状があったため、同じ言葉を繰り返したり、途中で詰まってしまうのだ。   今でも覚えているのは「化学」という言葉だ。最初の「か」の言葉がなかなか出せなかったた...
  • 2019/04/05

    井上荒野にしか書けない、私達の知らない「愛の話」――『あちらにいる鬼』

    大平一枝
    『あちらにいる鬼』朝日新聞出版 井上荒野/著     作家の父には同業の愛人がいて、父の没後は、愛人と母が心を通い合わせていた。   自分がその“子”の立場としても、誰もこれほど、美しい企みを施した成熟した小説には昇華できまい。たとえいくらかセンセーショナルに書けたとはしても、こうはいかな...
  • 2019/04/04

    いい時間を過ごした、と優雅な喜びに浸れる『言葉の品格』

    藤代冥砂
    『言葉の品格』光文社 イ・ギジュ/著 米津篤八/訳   読書家は、自分の選書眼に少なからず自信を持っていることが多い。書店では、他人の肩の間をすり抜けて本の呼び声を聞いたり、表紙に一目惚れして、この本こそが私を待っていた一冊だと、少々上気しつつレジへと悠々と進む。   かくいう私もそういう一人である...
  • 2019/04/03

    天皇家という家族の実像『天皇陛下の私生活」

    高井浩章
    『天皇陛下の私生活 1945年の昭和天皇』新潮文庫 米窪明美/著   半藤一利の「日本のいちばん長い日」など、終戦の年である昭和20年(1945年)の昭和天皇と周辺の言行を記録した読み物はおびただしくある。本書のユニークさは、その激動の1年を「観察期間」としながら、あえて天皇家という特殊なファミリーの日常生活...
  • 2019/04/02

    日本で唯一の「校内水族館」が持つパワーに痺れる『長浜高校水族館部!』

    小池みき
    『長浜高校水族館部!』講談社 令丈ヒロ子/文 紀伊カンナ/イラスト   「『水族館部』か、非現実的だけど小説としては面白そう」   この本を最初に書店で見たとき、反射的にそう思った。恥ずかしながら、現実の高校をモデルにした物語だということを知らなかったのである。   が、事実を元にした物語...
  • 2019/04/01

    出版界の幸福な時代を駆け抜けた男、本田靖春『拗ね者たらん』

    田崎健太
    『拗ね者たらん 本田靖春 人と作品』講談社 後藤正治/著     本を読み進めているうちに、自らの居ずまいを正さなくてはならないような、背筋が伸びる感覚になるときがある。本田靖春はそんな書き手だ。   全てではないにしても、ぼくは彼の作品をかなり読み込んできた。その中で出会った胸を衝くよう...
  • 2019/03/29

    昭和、平成を駆けた、女たちの生き方『トリニティ』三浦天紗子

    小説宝石
    『トリニティ』新潮社 窪美澄/著   一九六〇年代から八〇年代、雑誌カルチャー華やかなりし時代に、その人気を牽引した雑誌を次々と創刊した潮汐(ちようせき)出版。のちにログストアと社名変更した出版社で働いていた三人の女性たちの、三通りの人生を軸に、昭和史を絡ませつつ物語は進む。   無名の新人ながら六...
  • 2019/03/28

    外連味たっぷり、見事な忍者もの『てらこや青義堂(せいぎどう) 師匠、走る』東えりか

    小説宝石
    『てらこや青義堂(せいぎどう) 師匠、走る』小学館 今村翔吾/著   『童の神』(角川春樹事務所)が直木賞候補、「羽州ぼろ鳶(とび)組」シリーズ(祥伝社文庫)がヒット中の作家、今村翔吾の新作は、なんと太平の世であった江戸時代の明和年間に生きる忍者の物語だ。   江戸・日本橋で寺子屋「青義堂」の師匠を務める坂入...
  • 2019/03/27

    〈ハマの用心棒〉が黒幕を追いつめる 『スクエア横浜みなとみらい署暴対係』西上心太

    小説宝石
    『スクエア横浜みなとみらい署暴対係』徳間書店 今野敏/著   本書は今野敏の二百冊目となる作品だ。デビューから四十一年だが、初の著書は八十二年の『ジャズ水滸伝』(現『奏者水滸伝 阿羅漢集結』)なので、年五、六冊ペースで作品を積み上げたことになる。大ブレイク以前でも、超売れっ子になった後でも、少しも変わることな...
  • 69 / 931前のページ...68697071...次のページ93
Official Site
  • JJ
  • CLASSY.
  • VERY
  • STORY
  • HERS
  • Mart
  • 美ST
  • bis
  • Premium-K.net
  • 和食スタイル
  • 女性自身
  • SmartFLASH
  • 光文社古典新訳文庫
  • kokode.jp
  • kokode Beauty
  • Mart SELECT SHOP
  • 女性自身百貨店
  • kokode.jp GIFT
  • 光文社
  • このサイトについて
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ

株式会社光文社Copyright (C) Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved.