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本がすき。 > 小説
             

#小説

REVIEWレビュー

  • 2020/02/27

    しあわせにきまったかたちはないから。旅を続ける少女が見たもの

    横田かおり
    『しあわせの島へ』徳間書店 マリット・テルンクヴィスト/著 長山さき/訳     〈古い板でつくったおんぼろのいかだにのって、女の子が海を旅していました。〉 女の子が目指すのは、わたしがわたしらしくいられる“しあわせの島”。私もこの女の子とともに出航するような気持ちなの。   まず、女の子...
  • 2020/02/25

    三浦天紗子が読む 蝋を扱う才能で、激動の時代を生きた女『おちび』

    小説宝石
    『おちび』東京創元社 エドワード・ケアリー/著 古屋 美登里/翻訳   マダム・タッソーは世界の主要都市にある蝋人形館を最初にロンドンで開いた女性だ。数奇な生涯を死の際にいる自身がふり返るのだが、著者エドワード・ケアリーによる大胆で自由奔放な想像が加味されたメタ構造になっていて、貧しく無力だった少女マリー・グ...
  • 2020/02/24

    西上心太が読む 日露戦争に敗れた日本。潜む黒い陰謀とは。『抵抗都市』

    小説宝石
    『抵抗都市』集英社 佐々木譲/著   日露戦争が終結し講和条約が結ばれてから十一年後の大正五年十月。日本橋川にかかる堀留橋のたもとで身元不明の男の他殺死体が発見された。   警視庁刑事課の特務巡査・新堂裕作は、西神田警察署のベテラン、多和田善三巡査部長と組み、捜査を開始する。だが遺体発見後、早々に公...
  • 2020/02/22

    あなたの会社にもいる、あの人のことを思い浮かべながら読んでみてください|絲山秋子さん 『御社のチャラ男』

      本誌書評連載で、毎回、知られざる名著を紹介し好評を博す芥川賞作家の絲山秋子さん。新作『御社のチャラ男』はタイトルからして引きつけられる長編小説です。「会社員を書きたかった。でもチャラ男のモデルはいない」と絲山さん。日本の社会の姿をも浮き彫りにする傑作です。   急がず考えたらつかまえられるもの、...
  • 2020/02/21

    犬に人間の脳と睾丸を移植してみたら、どうなるか…?ロシア文学史上に残る「怪作」

    るな
    『犬の心臓・運命の卵』新潮社 ブルガーコフ/著     ロシア文学がなぜ、あんなにシニカルで暗くて重くてややこしいのかはそれらの背景にあるロシアの歴史に答えがある。 と少し調べてみて、その端っこの端っこをすこーしだけ摘んだ気がしていた。 政治、哲学、宗教のすべての主義主張を、かつてのロシア文学作家た...
  • 2020/02/18

    東 えりかが読む 物語に翻弄される楽しさ『ここは夜の水のほとり』

    小説宝石
    『ここは夜の水のほとり』新潮社 清水 裕貴/著   二〇一八年、「女による女のためのRー18文学賞」を受賞した「手さぐりの呼吸」という作品は、とても奇妙な読み心地の小説だった。   東京都内の玉川上水にほど近い場所に建つ、家賃がとても安い一軒家で、四年間一緒に住んだルームメイト二人の日常を淡々と描い...
  • 2020/02/15

    「いじめ」問題に希望の光をともす物語|井上荒野さん『あたしたち、海へ』

      人と人との関係性や心の機微を丁寧に描く直木賞作家の井上荒野さん。新刊は3人の女子中学生といじめを巡る物語です。「数年前、10代の女子生徒が2人一緒に自殺した新聞記事を読み、いろいろと考えたことがきっかけ」だそう。井上さんが本書に込めた思いを聞きました。   いじめに苦しむ子どもにも、逃げ道は必ず...
  • 2020/02/10

    天下無双の偏屈ジジイ、内田百閒の涙なみだの「猫愛」

    金杉由美
    『ノラや』中央公論新社 内田百閒/著     内田百閒は天下無双の偏屈ジジイである。 坊ちゃん育ちで、わがままし放題で、道楽者で、癇が強くて、いやしんぼで、好き嫌いが激しくて、およそ我慢というものを知らない。 貧乏は平和なんだと言いながら借りた金で贅沢して、自分の収入は月給と借金で成立してるなんて平...
  • 2020/02/08

    これは現代の「トリスタンとイゾルデ」と言うべき愛と死の物語か?|須賀しのぶさん『荒城に白百合ありて』

      東ドイツ、ポーランド、浅草など動乱期の世界を舞台にヒューマンドラマを描く須賀しのぶさん。新刊は幕末を生きる会津藩の女と薩摩藩の男の物語です。「20年ぶりに主人公たちに導かれて書き上げた」のは最後の1行まで見逃せない、勇壮だけど悲しく美しい純愛小説です。   物語の中でキャラクターたちが動いたのは...
  • 2020/02/04

    「本は魔法」だとあの頃の私に教えてくれたのは、西の魔女だった

    横田かおり
    『西の魔女が死んだ』新潮社 梨木香歩/著     この物語とはじめて出会ったのは、いつのことだっただろう。たしか、高校生か大学生の頃だったと思うけれど、はっきりとした記憶はない。その頃の私は、図書館で片端から本を借り、読み漁っていた。むかしから、本を読むのが好きだった。ページを開くと途端に広がる未知...
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