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本がすき。 > レビュー
             

REVIEWレビュー

  • 2021/02/09

    第二次大戦時、アメリカの一兵卒は戦争に何を見たのか?善悪の彼方で結晶化した「記憶」が紡ぐ傑作バンド・デシネ

    坂上友紀
    『アランの戦争』 国書刊行会 エマニュエル・ギベール/著 野田謙介/翻訳   『アランの戦争』は、フランス人の漫画家・エマニュエル・ギベールによるB・D(「バンド・デシネ」の略。フランス語で「漫画」の意)です。フランス在住のアメリカ人、アラン・イングラム・コープに、彼が若かりし頃に従軍した第二次世界大戦とその...
  • 2021/02/09

    現代女性のからだは、どこへ行くのか?先人から学ぶ、「からだに耳をすます」ことの大切さ

    馬場紀衣
    『オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す』 光文社 著/三砂ちづる     現代の女性たちは一見すると自由な選択肢を与えられているように思える。仕事も結婚も出産も、各々の人生にあわせて自由に選べるならそれが一番幸せだ。しかし、国内外の研究機関で母子保健、女性のリプロダクティブヘルスなどの仕事に...
  • 2021/02/04

    「人は相手を信用するように初期設定されている」現在の世界全体の断面が生々しく見えてくる…本書が描く“残酷な現実”

    藤代冥砂
    『トーキング・トゥ・ストレンジャーズ』光文社 マルコム・グラッドウェル/著 濱野大道/訳    社会派の濃密な群像劇映画を見終えたような読後感だった。  アメリカでは有名なノンフィクション作家で、国民的という意味で日本の村上春樹的に知られた存在らしいのだが、私は彼の著作を読むのは本書が初めてだった。  簡潔な...
  • 2021/01/29

    人間関係に「最良」はない。50年前も現在でも−−眠れない夜に読みたい『ぼく自身のノオト』

    三砂慶明
    『ぼく自身のノオト』創元社 ヒュー・プレイサー著、きたやまおさむ訳   心が波立って眠れないときがあります。 仕事でうまくいかなったときや、何気ない言葉で人を傷つけてしまったとき、ああすればよかった、こうすればよかったという、考えてもどうにもならない後悔の記憶が押し寄せてきて、目の前のことには手がつかず、しか...
  • 2021/01/29

    腸チフスのクラスターを発生させた料理人の「感染症ノンフィクション」

    金杉由美
    『病魔という悪の物語』筑摩書房 金森修/著     昨年来、感染症をテーマにした文学作品が再読再評価されることが多くなった。 コロナ禍がなかったら2006年に刊行されたこのノンフィクションがいま話題になることもなかっただろうし、手に取る機会もなかっただろう。これを縁と言っていいものか。  ...
  • 2021/01/28

    新規参入なくしてダイナミズムなし 『小さな出版社のつくり方』

    吉村博光
    『小さな出版社のつくり方』猿江商會 永江朗/著     近ごろ、「初心忘るべからず」という言葉が、寝る前にズーンと頭にのしかかってくるようになった。3月に会社を辞めて以来、ずっと私は「これまでと違うことをしたい」と思い続けてきた。例えば、会社勤めではなく会社経営。例えば、同じ業界内での転社ではなく転...
  • 2021/01/27

    言葉が一切の力を失った世界の、深い叡智と真実を宿す瞳

    横田かおり
    『内なる町から来た話』河出書房新社 ショーン・タン/著 岸本佐知子/翻訳     たとえば、これはあくまで「たとえば」と前置きのいる話ではあるのだけれど、これから記す物語に耳を傾けてほしい。「ありえない」だとか「想像しえない」などと思ったとしても、最後まで物語を見つめてほしい。 真実とは心地よく鼓膜...
  • 2021/01/21

    7兆3千億円市場のアートの世界を目指すのなら、日本からは出た方がいい

    藤代冥砂
    『新型コロナはアートをどう変えるか』光文社 宮津大輔/著     「最も強いものが生き残るのではなく、最も賢いものが生き延びるのでもない。唯一生き残ることができるのは、変化できるものである」という適者生存の法則は、この新型コロナの時代によく見かける言葉だ。    暮らし方、働き方が、この病...
  • 2021/01/19

    創作の力、学問の力 『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』

    高井浩章
    『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』集英社 中川裕/著     最近、今更ながら『ゴールデンカムイ』(野田サトル)にハマってしまった。ファンならご存知の通り、ハチャメチャなキャラクターとストーリーを、アイヌ文化の深い理解に根差した世界観ががっしりと支える稀有な作品だ。 本書『アイヌ文化で読み...
  • 2021/01/18

    にわか南極マニアになれる! めちゃくちゃ面白い! 南極観測隊のあれやこれやをふんだんにユーモアを効かせて紹介。

    竹内敦
    『南極で心臓の音は聞こえるか 生還の保証なし、南極観測隊』光文社 山田恭平/著   「序」からして長い前書きだ。そこで著者の人柄がわかるので親切だろう。南極研究とは何か、なぜ南極にきたのかを説明しながら、論文の書き方を愚痴ったり本書の元になるブログを始めた動機を金儲けのためと冗談のように赤裸々にさらしたりする...
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