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本がすき。 > レビュー
             

REVIEWレビュー

  • 2019/10/31

    からくりの館に山火事が迫る!

    小説宝石
    『紅蓮館の殺人』講談社 阿津川辰海/著   『紅蓮館の殺人』は、タイムリミットのある物語。山火事に遭遇した高校生二人が、文豪の館に逃げこむ。だが、救助を待つ間に館に住む娘が吊り天井で圧死する。からくりが仕掛けられた館での死は、事故か殺人か。   山火事到達まで三十五時間。真相解明か脱出か、人々の意見...
  • 2019/10/30

    日本人にされかけたアイヌと、ロシア人にされかけたポーランド人。人間の生の根源に感動する歴史大河小説『熱源』

    竹内敦
    『熱源』文藝春秋 川越宗一/著     私事だが、父が樺太生まれの北海道育ちなので、自分にはアイヌの血が流れているのだとひそかに誇らしげに勝手に思い込んでいた。眉毛だって太いし。父方の祖母がクマさんみたいな顔してたし。だからアイヌの話というだけで本書を手に取るきっかけには十分だった。  ...
  • 2019/10/29

    人生の最後に食べたいおやつは何ですか? 瀬戸内のホスピスで最期の日々を過ごす

    横田かおり
    『ライオンのおやつ』ポプラ社 小川糸/著     海野雫、享年33歳。   あぁ、この主人公はわたしと同い年なのだ。そのことに、こころの中にちいさな石がコツンと投げ込まれたような気持ちになる。   わたしにとって「死」は、まだまだ身近に感じる存在ではない。   これから...
  • 2019/10/28

    霊視した真相を、論理的に解き明かす

    小説宝石
    『medium 霊媒探偵 城塚翡翠』講談社 相沢沙呼/著   推理作家の香月史郎(こうげつしろう)は、警察に協力し捜査への助言をしてきた。彼は、城塚翡翠(じょうづかひすい)という霊媒と出会う。彼女は、死んだ後に停滞する人の意識を感じとれるらしい。その力によって、事件の真相の手がかりや、時には犯人自体を知ること...
  • 2019/10/28

    カジノでぼろ儲け、ファンドで必勝、本を出せばミリオンセラー……金融界の「ゴッドファーザー」の華麗な自叙伝

    高井浩章
    『天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す』ダイヤモンド社 エドワード・O・ソープ/著 望月衛/翻訳     高度な数学を金融分野に活用する専門家を「クオンツ」と呼ぶ。本書はその開祖とも言うべき「クオンツのゴッドファーザー」、エド・ソープの自叙伝だ。   経済記者の私を含め、「その筋」の人...
  • 2019/10/25

    書店員の苦悩が炸裂! あなたのところの店長も、ひょっとしたら「バカな人」かも?

    金杉由美
    『店長がバカすぎて』角川春樹事務所 早見和真 /著     そんなに分厚い本でもないし読みにくいわけでもない。 いや、むしろ最近の小説にしてはコンパクトだし、リーダビリティも優れている。 なのに、読み終えるのにやけに時間がかかった。 何故かというと… いちいち脳が揺れるほど激しくうなずきながら読んで...
  • 2019/10/22

    24時間で260キロを走り切る!“生きる伝説“ウルトラランナーの食事法

    藤代冥砂
    『EAT&RUN 100マイル走る僕の旅』NHK出版 スコット・ジェレク、スティーブ・フリードマン/著 小原久典・北村ポーリン/訳   この夏にルナサンダルを買った。数年前から流行っているベアフット(裸足)ランニング用のサンダルなのだそうだ。普通のサンダルと違ってソールが極端に薄く、それで走れば地面からの衝撃...
  • 2019/10/21

    「愛」を「銃」というものに具現化した禁断のラブストーリー

    中山夢歩
    『銃』河出書房新社 中村文則/著     雨が降る夜、河川敷の高架下で死体を発見してしまった青年。死体の傍らには異常なまでに存在感を放つ銃が落ちていた。青年は、その銃が自分に欠けている全てを兼ね備えているように思え拾い上げる。ここから銃の美しさに魅力されてしまった青年と『銃』との生活が始まる。...
  • 2019/10/18

    親子が負の連鎖から抜け出すための「夜間保育園」が博多にあった

    田崎健太
    『真夜中の陽だまり ルポ・夜間保育園』文藝春秋 三宅玲子/著     想像力とは本来無限であるはずだ。しかし、実際にはそれまでどんな人生を歩んできたのか、によってその人間の想像力は限定される。だからこそ、ぼくたちは人に会い、本を渉猟するのだ。 そんな当たり前のことを『真夜中の陽だまり』を読みながら思...
  • 2019/10/17

    「本が生きている」と感じるほど、作品の世界観にのめりこんだことはありますか?

    樋口麻衣
    『流浪の月』東京創元社 凪良ゆう/著     私には時々、「本が生きている」と思う瞬間があります。文字が印刷された紙の束である本ですが、どう考えても、それ以上の存在に思えてならないときがあるのです。   書店員としての立場で言えば、例えば、もうそろそろ返品しようかと思っていた本が、その日の...
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