• ピックアップ
  • スタンド
  • レビュー
  • レビュアー
  • イベント・ニュース
  • 連載

本がすき。

search
  • twitter
  • facebook
  • 新着
  • ピックアップ
  • スタンド
  • レビュー
  • レビュアー
  • イベント・ニュース
  • 連載
本がすき。 > レビュー
             

REVIEWレビュー

  • 2020/06/30

    直木賞作家が選んだ、文庫解説の「適任者」とは?

    吉村博光
    『永遠の1/2』小学館 佐藤正午/著     いま私の手元には、2016年に刊行された小学館文庫版『永遠の1/2』がある。作家・佐藤正午が1983年に書いたデビュー作の文庫新版だ。そしてこの本には、小説を執筆してから33年後に書いた「あとがき」が収録されている。文庫には解説がついていることが多いが、...
  • 2020/06/25

    身体の奥底から言葉は溢れ出し、ひとつの物語に紡がれる… 家族それぞれの個性がつながり、生まれた奇跡が愛おしい!

    内田 剛
    『水を縫う』集英社 寺地はるな/著     寺地はるなは本物だ。不安や不穏な空気に満ちて閉塞感の溢れたこの時代の空気を存分に吸いこんで、重苦しいけれどもどこか希望の光を感じさせる。この世の象徴とも言えるような人物関係を的確に描写させるうまさは天下一品であろう。2014年ポプラ社小説新人賞を受賞した『...
  • 2020/06/24

    天才科学者の誰もが「ぶっちゃけよく理解していない」、それが量子力学である

    長江貴士
    『量子革命 アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突』新潮社 マンジット・クマール/著 青木薫/翻訳     量子論(「量子力学」とも表記されるが、ここでは「量子論」で統一する)は、アインシュタインが生み出した一般相対性理論と並んで、20世紀物理学の到達点であると言われている。少なくとも、量子論...
  • 2020/06/23

    今度の伊坂幸太郎は小学生が主人公! 覆すのはこの世界の「先入観」

    横田かおり
    『逆ソクラテス』集英社 伊坂幸太郎/著     「僕は、そうは、思わない」 子供の頃、そんな風に強い言葉で自分自身のことを守れたなら、どんなに良かっただろう。言葉を飲み込んでは自己嫌悪に陥り、こんな自分を好きになれず、ひそかに傷ついてもいた。特に中学生の頃はその傾向が強く、みんなの会話に全くついてい...
  • 2020/06/22

    「こんなに美しいミステリーを私は他に知らない」書店員イチオシの昭和の名作

    樋口麻衣
    『戻り川心中』光文社 連城三紀彦/著     今、書店の店頭では『十二人の手紙』(井上ひさし著、中公文庫)や『悪女について』(有吉佐和子著、新潮文庫)といった、昭和のミステリーが注目されています。時を経ても決して色褪せることなく、新たな読者に新鮮な驚きを与えるこれらの作品。そんな作品の一つとして、『...
  • 2020/06/19

    貧困女性を追ってきたノンフィクション作家の初小説 少女は「家族の再生」のために戦う

    金杉由美
    『里奈の物語』文藝春秋 鈴木大介/著     炎のようにきれいで激しくてタフな少女、里奈。 これはそんな彼女が、戦って戦って戦い抜いていく物語。   エキセントリックな実の母親に捨てられ伯母に育ててもらった里奈は、ろくに小学校にも通わず従妹や父違いの弟妹の面倒をみてきた。 子供の世話をする...
  • 2020/06/19

    三浦天紗子が読む『保健室のアン・ウニョン先生』不思議な力を備えた保健の先生が大活躍

    小説宝石
    『保健室のアン・ウニョン先生』亜紀書房 チョン・セラン/訳・斎藤真理子   〈見えないものを見、それと戦う力〉がある養護教諭のアン・ウニョン。赴任先のM高校には何かがいると出勤初日から感じた彼女は、おもちゃの銃とレインボーカラーのおもちゃの剣で、さまざまな「敵意」と戦う。   その学校はある財団の一...
  • 2020/06/18

    「なぜ燃えたのか」から「どうすれば燃やせるのか」へ

    坂爪真吾
    『炎上CMでよみとくジェンダー論』光文社 瀬地山角/著     2020年4月23日の深夜、ニッポン放送のラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」において、リスナーから寄せられた「新型コロナウイルスの影響で性風俗店に行けない」という内容のメールに対して、パーソナリティのお笑い芸人...
  • 2020/06/18

    机の上で「海底二万里」の冒険ができる本

    藤崎慎吾
    『見えない絶景 深海底巨大地形』講談社ブルーバックス 藤岡換太郎/著   ■巨大地形とプレートテクトニクス   地球は「青い惑星」とよく言われる。青いのは海があるからで、表面の7割を占める。つまり外から眺めるぶんには、最も目立つ存在だ。にもかかわらず、まさに底の知れない謎を秘めている。実際、底がよく...
  • 2020/06/17

    西上心太が読む『女副署長』警察署内で起きた不可能犯罪

    小説宝石
    『女副署長』新潮社 松嶋智左 / 著   日見坂警察署は常にない緊張感に包まれていた。この地方が、接近する台風の進路にあたっていたからだ。   通常の宿直態勢が見直され、多くの署員が署内に参集していた。午後十時過ぎには台風災害対策本部が署長室に設置され、全員を呼集する非常参集の発令も時間の問題だった...
  • 46 / 931前のページ...45464748...次のページ93
Official Site
  • JJ
  • CLASSY.
  • VERY
  • STORY
  • HERS
  • Mart
  • 美ST
  • bis
  • Premium-K.net
  • 和食スタイル
  • 女性自身
  • SmartFLASH
  • 光文社古典新訳文庫
  • kokode.jp
  • kokode Beauty
  • Mart SELECT SHOP
  • 女性自身百貨店
  • kokode.jp GIFT
  • 光文社
  • このサイトについて
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ

株式会社光文社Copyright (C) Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved.